ツーショットダイヤルのサクラ女性（40歳・主婦）にインタビュー

明美さん（40歳・女性・東京都・主婦）への取材インタビューです。

SMツーショットでテレフォンレディをしている明美さん。仕事のつもりで始めたはずが、セックスレスの欲求不満を満たせる本気オナニーにハマってしまったそうです。

取材メモ
プロフィール	明美さん（40歳・女性・東京都・主婦）
SMエロ電話の頻度	週3～4回
時間帯	午前中～夕方
主な相手	M男性もS男性も両方
よく使うサイト	イエローキャット
道具	マッサージ器
やり方	相手の性癖に合わせてSにもMにもなる
工夫した点	自分の性癖を先に言わない、相手に合わせる

サクラになったきっかけ

ヒロシ：はじめに、明美さんがテレフォンレディになったきっかけを教えてください。

明美さん：サクラのお仕事を始めたのは、経済的な事情からです。旦那が公務員で、収入もそれほど多くないので、正直言って生活費はギリギリです。うちはまだ子供がいないのでなんとかなっていますが、将来の子供の学費などを考えると不安しかありません。だから、在宅ワークをしてお小遣いを貯めようと思いました。

ヒロシ：日経平均の最高値を記録（2024年2月22日）し、物価も上がり続けています。

明美さん：スーパーでも買えるものが減っています。本当に苦しいです。

ヒロシ：ほかにも、テレレを始めた理由はありますか。

明美さん：一番大きなきっかけは経済的な事情ですが、旦那に見切りをつけたかった感情もあります。

ヒロシ：見切りをつけるとは、離婚を考えているということでしょうか。

明美さん：いいえ。旦那に不満はありますが、離婚をして家庭を壊すつもりはありません。でも、最近はストレスを発散させる権利があると思うようになりました。

ヒロシ：具体的に、旦那さんにどのような不満があるのですか。

明美さん：基本、旦那はゲーマーなので、いつもゲームをしています。平日はもちろんですが、休日などは一日中やっていることもあります。それなのに、家事に文句を言い、モラハラ気質があることに嫌気が差しています。

ヒロシ：在宅でできる副業の中でも、テレレを選んだ理由はなんですか。

明美さん：お恥ずかしい話、性的な好奇心があったのも事実です。うちは何年もレスですから。

実際のSMツーショットダイヤルはこんな感じ

ヒロシ：そもそも、数あるテレフォンレディバイトの中でも、なぜSMツーショットというジャンルを選んだのですか。

明美さん：ほかにも色々試しましたよ。でも、「会いたい」と言ってくる男性が多く、断るのが大変だったので、どちらかというとSの立場で、上位に立って話を進めたかったからです。相手がM男性なら、こちらに決定権を持てますので。

ヒロシ：具体的には、どのようなトークをしますか。

明美さん：基本、普通にエッチなトークをするだけですよ。電話をしながら一人でされる方もいますし、ただの世間話をされる方もいます。サクラのお仕事は、会わない、触られないから、安全に稼げます。

ヒロシ：バイブなどの道具は使いますか。

明美さん：はい。お相手から求められたり、ムラムラしてしまったときに使います。私の場合、バイブやローターを買うことができないので、一般のマッサージ器で代用していますが。

ヒロシ：旦那さんにバレるから、買えないのですか。

明美さん：そうです。使ってみたい興味はありますが、ネット通販で買ってバレるのが怖いので。

ヒロシ：ちなみに、SMツーショットで相互オナニーをする場合、それは本気オナニーですか。それとも、演技ですか。

明美さん：時と場合によります。演技で声を出すこともありますが、本当にしているときもあります。

本当の性癖について

ヒロシ：演技ではなく、本気オナニーをしていることもあるとお聞きしました。性癖に関しては、SとMどちらだと思いますか。

明美さん：本当の性癖はSだと思います。そういう妄想や願望がありますから。

ヒロシ：具体的に、どのような願望ですか。

明美さん：お恥ずかしい話、ハタチ位の若い男性君を責めてみたいという妄想はあります。

ヒロシ：なかなか叶わないシチュエーションですね。

明美さん：はい。だから妄想、願望になるのかもしれません。

ヒロシ：それは、SMツーショットで叶いますか。

明美さん：ある程度は満たされますよ。電話だとお相手の年齢や容姿は分かりませんが、お相手は生身の人間なので、やはりリアルなプレイを楽しめます。

ヒロシ：お仕事と言いつつ、本気でSMプレイを楽しまれているようです。

明美さん：そうかもしれません。長年のレスで、欲求不満なのは事実ですから。

ヒロシ：例えば、女性用風俗などで、対面の本当の性行為をしてみたいという願望はないのですか。

明美さん：興味はとてもあります。でも、料金が高すぎるので、主婦には出せません。でも若いセラピストさんから性感マッサージをされる妄想をしただけで濡れてしまいます。

ヒロシ：テレフォンレディをしつつ、性的欲求も満たせるのは一石二鳥ですね。

明美さん：はい。

編集後記

今回は、SMツーショットダイヤルでテレフォンレディをする明美さんにお話を伺いました。

最も興味深かったのは、テレレという立場でありながらも、男性との電話SMプレイを本気で楽しんでいた点です。

本来、「サクラ」という言葉からは、演技でオナニーをするイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

でも、ツーショットダイヤルを利用している女性は、それがプロであれ素人であれ、性的欲求があるのは事実なんですね。

すなわち、相手がサクラなのか素人なのかという違いは、無いに等しいと言えます。

実際、サクラ女性を避けるのではなく、むしろ積極的にお相手にしていくことが推奨されています。

サクラは敵ではなく、味方だと気付けば、今まで以上にSMツーショットを楽しめるようになるかもしれません。

（参考：ツーショットダイヤルとは｜テレコミ文化を守る会）